Bird / バード 
by Darlene Delbecq / ダーレン・デルベック

2010.9.20(月)- 11.10(水)11am - 19pm

9.20(月) - 9.25(土) の間は、随時開廊しています。その後は予約制。

10月2日 - 10月10日/ 10月22日- 10月31日は画廊は閉まっています)

Darlene is based in Indianapolis, U.S.A.. Born 1956. Introduced to S.I.B. by Christof Leistl 

ダーレンは1956年生まれの、アメリカ・インディアナポリス州在住の作家です。SIB現代美術には、ドイツ・ミュンヘン在住写真家のクリストフ・ライステルからの紹介。

不定期に画廊が閉まっておりますので、基本予約制にしております。ご来場の際はご連絡下さい。

連絡先はTel 03-3552-5090 / mail@s-i-b.net

ダーレン・デルベック(b.1958)は、アメリカ合衆国/インディアナポリス州を拠点に長年に渡り創作活動を続けている。ダーレンは一卵性双生児の双子の一人で、この事実は彼女が創作活動する上で、一つの独特な作品制作の方向性を位置づけており、頻度にイメージの反射重複させる表現を使用している。

英語で「バード」は「若い女性」との俗語でもあり、作品の中の女性が着ているドレスや、何かを監視しているかのような双眼鏡と、そのうしろの彼女の引き締まった表情が、二重、三重に重ね合うシンボリズムを作品に持たせている。

インディアナポリス州で2009年に、単品作品がインステレーション作品として展示されたが、一つの展覧会としてまとまるのは、SIB現代美術においてが初めて。2010.9

Copyright / Darlene Delbecq
Director's Comment/ディレクターノコメント

I first got to know about Darlene from Christof Leistl, a photographer in Munich. A photographer in America was the only information to start with. I have now received a set of her work and seen some of her works available on the net, and have spoken with her very recently. Knowing someone for the first time can be often difficult, but having seen her work beforehand and talking to her has made it much easier to understand her stance in creating her photographs.

Why I thought I needed to know about her was because through her photo works, I see her persona emerging very strongly. I don’t still know anything about her in detail except what I have known in last a few months. I, for myself, have long avoided making portraits for despite against people in general, but in seeing Darlene’s work I see her affection empathy towards the subject that she is pressing the camera shutter at. It is of her unseen presence I see a lot in her work. That is a rare power to be able to feel the artist’s being reflected in art works. That makes her a good artist.

In this ‘Bird’ exhibition at SIB, a woman with a dress and a binocular is watching back out of the papers the images are printed. You are invited to a birdcage that is called a gallery to look at and to be looked at. Come and watch. SIB Contemporary Art Director 2010 Sept

 僕がダーレンのことを知ったのは、ミュンヘン在住の写真家、クリストフ・ライストルからだった。アメリカ在住の写真家ということが、唯一の情報だった。そして現在に至っては、既に彼女の作品を受け取り、ネットで見ることの出来る作品を閲覧し、つい最近彼女とも会話したばかりだ。初めてある特定の人を知るというのは、時にして難しいものだ。しかし事前に彼女の作品を見て、そして彼女と直接話したことで、彼女がどのようなに作品を制作したのかが少しばかり理解出来た。

 なぜ今回、彼女を知りたかったのかといえば、彼女のペルソナを作品の中に強く感じるからだ。僕はこの数ヶ月で知り得た情報以外に、彼女自身を全く知らない。自分自身は、これまで人々に対する毛嫌いから、肖像画を避けて来た傾向があるが、彼女の作品には、彼女がカメラのシャッターを押そうとしている対象に対しての愛情と共感が感じ取られる。ダーレンの作品の中には、写っていない彼女自身の存在を多々見受けられる。アート作品の中に、作家の存在そのものが感じられることは希少な力で、それは彼女がいい作家だという証だ。

 今回の「バード」展覧会では、ドレスを着たある女性が双眼鏡を持ち、その画像が印刷された紙から、こちらを見つめ返している。画廊という「鳥かご」に、皆さんをご招待し、作品を見つめて、そして見つめられて頂きたい。 SIB現代美術 ディレクター 2010/9月